るRight to Roam(歩く権利)を勝ち取る運動が あまり進展していないことに不満を募らせていたメンバー達が計画したものでした。
Kinder Scoutを目指し歩き始めたウォーカー達、再び侵入を防ごうとする狩猟管理人達との小競り合いがあったものの 不法侵入は無事成功、ウォーカー達はKinder Scoutにたどり着き達成を喜び合います。
結局ウォーカー達のうち5人が逮捕され、裁判で有罪となり投獄されます、、、、でも多くの人たちの反応は 投獄された彼らに対する同情と不法侵入したウォーカー達にの行動に共感する声が多く もともとは集団不法侵入に乗り気では無かったRamblersの会が結束する結果にもなったのでした。Right to Roamを勝ち取るためのキャンペーンが続きます。Mass Trespassから 19年後の1951年 イギリス最初の国立公園がピークディストリクトで発足されます。デボンシャー公爵との交渉にも成功しウォーキングを楽しめるようになりました。しかしながら 全国には地主達によって封鎖されている土地がまだまだ多くRight to Roam
歩く権利を勝ち取るのはさらに50年ごの 2000年。
Countryside and Rights of Way Actという条例が議会を通ってからのことなのです(イングランドとウェールズの1万平方Kmに及ぶカントリーサイドが解放され、2005年より執行)。2002年には Mass Trespassの70周年を機に 11代目デボンシャー公爵が彼のお爺さんがとった態度に対し公的に謝罪をしています。
Ramblers は会員12万人以上のチャリティー団体に成長し2009年から
新しいロゴとともに活動範囲を広げています。ウォーキングが 忙しい現代人に与える健康面だけでは無く精神面へものメリットを掲げ、各地でウォーキングやイベントの企画、まだまだ続くRight to Roam/歩く権利へのキャンペーンが主な活動です。